2016年10月19日水曜日

交通事故

5:50a.m. 某交差点を背に30m位歩いた所で、背後からブレーキ音、何かぶつかる音、犬の鳴き声がほぼ同時に聞こえた。

慌てて取って返すと、犬と散歩中の老婦人が頭から血を流して倒れていた。

ぶつけた車は幸い轢き逃げする様子はなく、運転者は気は動転していたが降りてきて電話をされていた。
「救急車は?」と問うと、警察に連絡したが、そちらから手配してくれると言う。
の間、来る車が事故車線に入らぬよう、手振りで中央寄りの車線に誘導。
散歩中のある男性から、××店の奥さんという情報。
スマホMapですぐさま検索、店舗情報をゲット、何度かTELするが出ない。
救急車が来ないので、119番通報、事故情報は伝わってはいるようだが、再度催促。
ほどなくパトカー到着、知りえた情報を伝達。

犬が心配だったが、運よく通りがかりの心優しげな若者が離れた所で保護、連れて来た。 足の間に尻尾を丸めてしまっており、明らかに大きな恐怖を感じている。
左側前後の足に多少の傷と少量の出血、背中の一部が少し赤く見える箇所があるが、骨に異常はなさそうだ。

間もなく救急車も到着、被害者は救急病院へ搬送された。

問題は犬だが、警官はパトカーに乗せて自宅に連れていってみるという。
だがその時点では、その若者にだけ少し心を許しているというか頼っているように思えた。
怯え振りが尋常ではないので、その若者と相談、距離もそう遠くないので、ゆっくり歩かせて連れていくと提案了承を得る。

自宅兼店舗に到着するが、シャターは閉じており声をかけても反応がない。
警察は警察で家屋及び通信で情報収集しているが埒が明かない。
周辺探索し、周辺住民から御主人がいる筈、この辺の世話役の情報、別居の息子夫婦が市内にいる等の情報を警官に伝えた。

犬もやっと少し落ち着きを取り戻し、結局御主人等に連絡が取れるまで警察で預かるということになり、何とかパトカーに乗せることに成功、お開きとなった。
慌ただしい朝の1時間位だったが、高齢者、独居老人、老夫婦、認知症、高齢者が犬を飼うという事、自営業の衰退、昔からの地域での共同体の喪失等々、いろいろ考えさせられた時間だった。


0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム